奥手稲山の家
北海道大学が所有し,我々ワンゲルが管理しています。
石炭ストーブの火が灯る,歴史のある小屋です。
焚火・スキー・昼寝などなど楽しみ方はあなた次第。
春夏秋冬移り変わる周囲の自然を感じられます。
予約
011-706-7456
学務部学生支援課課外活動担当
(サークル会館)
※閉鎖期間(夏季や平日)でも鍵は締まっていないので、非常時など柔軟にご利用いただけます。
利用方法
2023年11月現在、入口の階段が腐食して使用できなくなっています。ご利用の際は床下部分に収納してある梯子をお使いになるか、石炭庫からおまわり下さい。
- 暖房器具は石炭ストーブです。小屋にある新聞紙を着火剤にしてお使いください。
また退荘時には台所右手にある地下室から石炭をバケツに汲んでいただけると幸いです。 - 小屋に常駐していませんので、食事・支払いなどは各自お願いいたします。
調理器具(鍋・包丁・カセットコンロなど)、調味料は一通り揃っています。
また、沢の水を引いているので一年中水が使えます。 - 寝具は毛布程度はありますが、あまりきれいではないのでシュラフ等を持参していただくことをお勧めします。
- 流しに食べ残しなどを流さないでください。
安全に気を付けていらしてください。沢山の方のご利用お待ちしております。
※昨シーズン(2022-2023年)に排水管の凍結するトラブルがあった影響で台所の床が痛んでおります。ご利用の際はお気をつけください。
ルート
奥手稲山の家は小樽内川の支流、奥手稲沢川の上流部、標高840mにあります。
北に奥手稲山、西につげ山、南に迷沢山、東に手稲761m峰があり、山スキーゲレンデとして古くから著名なユートピアゲレンデを背後に抱え、美しい針葉樹の林間に佇んでいます。
この小屋には四季折々異なる趣があり、積雪期には小屋からの夏道がない春香山、奥手稲山、ユートピア、つげ山、迷沢山など周囲のどの場所にも容易にいくことができ、手軽にスキーが楽しめます。
無雪期は樹木茂る為、見通しは良くないですが、沢のせせらぎ、風の音、鳥の囀りが楽しめることでしょう。
地図:二万五千分の一地形図「手稲山」
※ルートによっては「余市岳、銭函、張碓」なども
夕陽の沢コース
国際スキー場のほう(道道1号線春香山小屋)から入るコースです。
西からのルートです。
小屋番も大抵このコースを使うのでトレースがあるかもしれません。
手稲山961m峰経由コース
昔はよく行かれていたコースですが、最近は現役はあまり通っていません。
東からのルートです。
星置林道コース
星置のほうから林道を通って奥手稲山へ向かい小屋へと行くルートです。
「手稲鉱山」バス停から林道(標識無し)を登り、ほぼ稜線付近まで行きます。
しっかりした林道を使って奥手稲山まで行けます。
送電線コース
発寒川からほぼ新送電線(南側)、または旧送電線(北側)沿いに滑り、稜線に達するルートです。
ここから西に目を向ければ無稲山、定山渓天狗岳、余市岳、白井岳が飛び込んできて、眼下には札幌市街が広がります。
稜線上を忠実にたどり標高896mに至ります。
この付近で市街の明かりを眺めながら夜を過ごすことも面白いです。
ここからはほぼ稜線沿いに小屋まで指導標がありましたが今はありません。
また小樽内側支流の上平沢川の林道を使い迷沢山を経て。このコースをたどることもできます。
発寒川コース
夏は発寒川を遡行して源頭まで進み、クマザサの生い茂る尾根を乗越して小屋に達するルートです。
経験者向けです。
銭函峠コース
昔はヘルヴェチアヒュッテに向かう場合にも多用されたコースですが、現在はほとんど用いられていないルートです。
春香山方面から来るときに使われます。
銭函峠から稜線をたどるか、標高に沿って南下して奥手稲山の西斜面に向かい、山の家に行きます。
または峠から林道に沿っており、奥手稲沢川に入るルートもありますが、時間はかかります。