春WANニセコ(チセヌプリ~日本海)

春WAN

2024年3月21~24日


 春ワンニセコPartyは、冬合宿でおなじみチセヌプリからシャクナゲ岳、白樺山、目国内岳、岩内岳、雷電山を経て雷電海岸まで縦走しました。オートルートとも呼ばれるルートです。

まず1日目はチセヌプリ。冬合宿は東側から登りますが、今回は北西尾根を利用しました。東側は頂上付近の木やハイマツ等の目標物がなく、雪崩を警戒し敗退してしまうことが多いですが、北西尾根は比較的緩くハイマツ等が頂上まで続いており、無事登頂できました。天気はあいにくでしたが、なかなか行けないピークにうれしさがこみ上げました。

チセヌプリ山頂。周りも看板も真っ白です。

 2日目。風はまだ残っているものの徐々に天候は回復していき、青空も覗くようになってきました。日差しの強さや、冬季閉鎖中の新見峠で聞こえててくる除雪の音に春の訪れを感じました。(目国内岳は今回の行程の最高峰とあってデカかった...)

シャクナゲ岳付近から。左からチセ、アンヌ、羊蹄山。少し雲がある山もなんかかっこいいです。
前目国内岳から目国内岳を望む。

 3日目。今日は朝から快晴無風。真っ白な雪の照り返しも相まって、風がないと暑い...。吹雪が続く厳冬期からすると贅沢な悩みですね。徐々に近づく大海原に向かって、大雪原を歩くことができるのも、このコースの醍醐味です。

朝テントから出ると...!!
積丹半島を横目に海に向かって

 4日目。途中朝日温泉で足湯につかりながら下り続け、ついに海水にタッチ。ゴールが海というのも新鮮で、大満足の山行でした。

ついにゴール!